アメリカン節約記

在米邦人のための節約情報

「食費を無料」にする裏技「ダムスターダイビング」とは?

ども、アメリカ節約情報 (@amesetu) です。

今回はややキワモノネタ。アメリカでここ数年注目されている「ダムスターダイビング(dumpster diving)」の紹介です。※この行為を必ずしもおすすめするわけではありません。色々考えさせられるので取り上げました。

ダムスターとは?

Recycling dumpsters

ダムスター/ダンプスターとは、大きなゴミ箱です。アパートや店舗の裏などにおいてあります。

ダムスターダイビングとは?

ダムスターダイビングとは、そのゴミ箱を漁って食べ物を集める行為です。ゴミ箱からまだ食べられる食物を拾って食べることで、食費が限りなくゼロに近くなる、という節約術?です。

Google Trendsによれば2016年あたりからどんどん関心が高くなり、2017年にピークを迎えています。地域的には、ケンタッキー州、アーカンソー州、インディアナ州、アラバマ州、ミシシッピ州などの南部の州での関心が高いようです。

貧困のため日常的にやっている人もいると思うのですが、最近ではまた違った側面から語られることが多くなり、ひとつのムーブメントと言えるほどです。

ダムスターダイビング実践者

車(HONDAエレメント)に住むロッククライマーのレネさん。動画の冒頭でゴミ箱を漁る姿がフィーチャーされています。

ゴミ箱から食物を得る行為は非衛生的ですが、「人間の五感や直感を使えば体に悪いものはわかる」そうです。

自転車でのアメリカ横断を二度も成し遂げたロブグリーンフィールドさんは、道中の食料はダムスターダイビングでまかない、ゴミ箱の中で見つけた食料の写真をあげています。

ダムスターダイビングを妨げるもの

ダムスターダイビングブロガーによれば、ダムスターダイビングを妨げるものは「社会的スティグマ」と「本人のプライド」。

確かに、「ゴミ漁り」というと心理的に抵抗がある人も多いでしょう。また連邦法ではダムスターダイビングは違法ではないですが、市によっては違反チケットを切られる可能性があります。また、ダムスターが私有地に設置されている場合は、厳密には不法侵入になる可能性もあります。

しかし、ネットで見るダムスターダイバーたちは意外とヘルシーで幸せそうです。上で紹介したレネさんはロッククライミングでムキムキの体ですし、中にはダムスターでブランド品などを見つけている人もいます。

※決しておすすめしているわけではありません。法的な 、健康的なリスクがある行為です。

ダムスターダイビングのコツ

ロブさんは、ダムスターダイビングのコツとしては

  • スーパーや薬局、ファーマーズマーケットのゴミ箱を狙うこと
  • 中流〜裕福なエリアに行くこと
  • 立ち入り禁止サインに注意すること
  • 鍵は絶対壊さないこと
  • ゴミ箱を漁った後は、来た時よりも綺麗にして立ち去ること

などをあげています。

どうも、家庭ゴミではなく、スーパーの廃棄食品を狙っているようですね。

ダムスターダイバーから見えること

さて、このようなダムスターダイバーたちのブログや動画を見て感じるのは「いかに現代社会が大量の廃棄食品を出しているのか」ということです。日本でも、コンビニ弁当などが問題になってますね。

ゴミを漁るダムスターダイビング自体は古くから行われてきたことであり、何も新しい行為ではありません。また、廃棄食品問題や、格差の問題が、ダムスターダイビングによって最終的に解決するわけではありません。が、そっちの視点から「ゴミ箱漁り」を捉え、語っている人がいるのは興味深かったです。

Happy saving!!

ロブさんのTEDトーク動画

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